ジュニアサッカーコーチが学ぶ【心理的安全性が最も重要】

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ジュニアサッカーコーチが学ぶ【心理的安全性が最も重要】

 

こんにちは。

今日は「心理的安全性」の重要性について書いていきたいと思います。

まずは、

心理的安全性について説明します。

目次

心理的安全性とは

Googleさんのページにわかりやすく書かれていますので少し引用させてもらいます。

心理的安全性とは、対人関係においてリスクある行動を取ったときの結果に対する個人の認知の仕方、つまり、「無知、無能、ネガティブ、邪魔だと思われる可能性のある行動をしても、このチームなら大丈夫だ」と信じられるかどうかを意味します。心理的安全性の高いチームのメンバーは、他のメンバーに対してリスクを取ることに不安を感じていません。自分の過ちを認めたり、質問をしたり、新しいアイデアを披露したりしても、誰も自分を馬鹿にしたり罰したりしないと信じられる余地があります。

Googleページ」https://rework.withgoogle.com/jp/guides/understanding-team-effectiveness/steps/help-teams-determine-their-needs/

チームにとって心理的安全性という概念を最初に提唱したのは、
ハーバード大学で組織行動学を研究するエイミー エドモンソン氏です。

エイミー エドモンソン氏はチームの心理的安全性の概念を、
対人関係においてリスクのある行動をしてもこのチームでは安全であるという、チームメンバーによって共有された考え」と定義しています。
 

心理的安全性がなぜジュニアサッカーで必要か

ジュニアサッカーで心理的安全性がなぜ必要かを考えると、

・個々が安心してチャレンジ出来る
・仲間がチャレンジ失敗しても失敗を責めない
・チームで意識の共有

こういった環境づくりをしたいと思います。

心理的安全性のない環境

 

この間、小学生4年生のジュニアサッカー練習試合で衝撃的な事がありました。

相手チームと私のチームでは相手チームの方がいつも勝つことが多いです。

この前の練習試合の時、

相手のキーパーが少しミスをしてこちらが1点取れそうな瞬間がありました。

こちらは、
「ナイス!いい感じだったよ。次もチャレンジしよ!」みたいな声かけをするのですが、
なんと相手チームのコーチは、キーパーを交代させました。

しかも前半です。
ジュニアサッカーのたった前半15分の練習試合の前半途中交代。

私は唖然としました。

そのあともキーパーの選手が試合に出る事もありませんでした。

そのコーチは試合中の声かけも失敗の指摘ばかり。

残念なのはコーチだけでなく、
選手からも仲間の失敗にダメ出ししていました。

それを観ていて私は悲しくなりました。

失敗して交代させられて、
次のチャレンジの場が無くなった選手は、
いったいいつチャレンジしたらいいのでしょう?

このチームはパスを回し、
空いているスペースに縦パス入れてシュートする。

基本ともいえる戦術です。
ですがワンパターンな攻め方しか選手はしません。

ここは私の主観ですが、
おそらく選手はコーチのイメージ通りプレーしないと怒られるからしないのだと思います。
本当はやりたいプレーがあるんだろうに…。

安心してチャレンジ出来る雰囲気づくり

こんなサッカーは子供達選手は楽しいのでしょうか?

勝つ事、点を入れる事ばかり教えられ、
こういう指導者が人生初めての指導者になって、
大人になっていく子供たちは、
人生、失敗を恐れずチャレンジしようと思うでしょうか?

きっと思わないですよね。

日本サッカー協会も大切にしていることはこちらの記事に書いています。

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心理的安全性を高めるとサッカーは楽しい

私のチームの選手は真逆で、
コーチは試合中に指示はしません。
なので選手は味方ゴール前で成功確率のまだ低いヒールリフトなどのフェイントをいきなりやったりします(笑)
案の定、相手選手に取られゴールを入れられたりもします(笑)。
でも、
子供達は仲間がドリブルやフェイントを安心して出来るように、
そのドリブルやフェイントをしている選手の後ろに一人は必ずフォローに入っています。
安心して仲間がチャレンジ出来るように。
失敗しても仲間が後ろでフォローしてくれている。

サッカーでは基本的な部分ですが、
こういったフォローがチームの心理的安全性を構築していきます。

心理的安全性でサッカーチーム、選手が得られるもの

心理的安全性でチームや選手が得られるものは、

大好きなサッカーを一緒にする仲間」です。

サッカーは決して一人ではできません。

今は自分が上手くないと思っている選手も試合でどんどんチャレンジすれば、

少しずつでも上手くなります。

そんな選手は仲間の失敗を責めたりしません。

いいポジションに選手がいたらパスを出す。

味方選手の上手い下手で判断せずプレーする。

見方がボールを取られたらフォローに入っている味方選手がいく。

こうやってチームの環境が整っていきます。

 

まとめ

 

仲間を信頼し、また安心できる環境を作り上げることで、
新しいことや難しいことにチャレンジ出来るのだと感じます。

そのためにまずはコーチが心理的安全性を高めるチーム作りを意識することだと思っています。

子供達選手への声かけのかけ方が重要で、
選手同士の関わり方も重要です。

誰も失敗したくて失敗してるんじゃない。
プロの選手や、上手い友達の様なプレーをしたいと思って、
真似しているけど出来ていないだけですもんね。
その失敗にフォーカスを当てるのではなく、
チャレンジ出来たことにフォーカスを当ててあげたいですね。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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この記事を書いた人

名前:kou
年齢:44歳
職業:薬局営業部長
・ジュニアサッカーコーチ
・サッカー3級審判員
・twitterで朝活
・ブログ運営
・仕事のDX推進
・業務アプリ製作
・ExcelVBA勉強中

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