こんにちは。
今日は「終活」の事を書いていこうと思います。
終活おすすめは40代から。60歳以上の親と確認する事【その時困らない様に】
【なぜ終活記事を書こうと思ったか】
先日、母が亡くなり悲しみに包まれている中、
次々とやってくる亡くなった母の書類提出や手続きなどが
多過ぎて悲しみが薄れていきました。
普通でしたらご両親が70歳以下であれば
年齢的にもしもの備えはしていないかと思います。
そんな悲しみが来ない事がベストですが、
来てしまった時に困らない様、是非ご参考にして頂けたらと思い
記事を書こうと思いました。
【終活記事を書くにあたって皆様へ】
終活と言うといかにも「終わり」って感じをイメージするかと思います。
そうではなく、
「自分の歴史」であったり「家族のスタート」をイメージして頂きたいのです。
・自分が今までどの様に生きてきたか。
・趣味は何か?
・好きな食べ物は?
・好きな音楽は?じゃあ、
・好きな芸能人は?
何でも好きに書いて良いんです。
お子さんやお孫さんにあたる家族にまで残せたら素晴らしいですよね♪
【終活記事で書く項目】
- 亡くなるとどんな事が起こるか一緒にシミュレーション
- 手続き関係
- 本人の想い、意思を聞く
- 話しておきたい事
- 最後に
亡くなるとどんな事が起こるか家族でシミュレーション
私の母の時を参考例として書きます。
ー 母、他界 ー
・長い闘病から退院と言われた翌週に
突然意識がなくなる。
・そこから約二週間後に他界。
ー お通夜、お葬式 ー
・お葬式を執り行おうにも生前の母は
私の姉の他界後にお寺に不満があり
お寺とは疎遠。
お通夜とお葬式はお坊さん不在で行いました。
・お通夜はお経をCDで流してました。
・お葬式は「お別れ会」として、孫からの手紙
私の妻からの手紙、私の手紙を読みました。
その間は母が好きだった「山口百恵」さんの
秋桜を流して。
・お棺に花を敷き詰め、母が残していた
姉のお気に入りの「ジージャン」を一緒に入れました。
・お葬式も終わり火葬し遺骨を自宅へ。
全国・365日24時間対応の葬儀レビー 仏壇 ー
・やはりちゃんとお寺にお願いしようと思い、
仏壇屋さんへ相談。
・同じ宗派のお寺さんが近くにあったので、
相談しに行きました。
・お寺さんは快くお受けして下さり、
今後の供養をして下さる事に。
・母の戒名もつけて下さいました。
・母の家にある姉の仏壇は大きくて、
私のマンションには置けないので
姉と母の仏壇として新調する事に。
・お寺さんは姉の仏壇を母の家から私の家に移す
魂抜き(仏様の引っ越し)もしてくれました。
・仏壇は新しくして姉の位牌はそのままで、
母の位牌は姉と同じ雰囲気の物にしました。
・最近の仏壇はスゴいオシャレになってます(笑)
中を照らすライトはLEDです(笑)
マンション向けに場所を取らない小型で、
雰囲気がモダンなタイプもあります!
昔ながらの大きい仏壇は置けないし、
雰囲気が合わないですもんね…(笑)
・新しい仏壇が我が家に届きました。
・四十九日の法要を無事に執り行えました。
・後日、母の家の仏壇を仏壇屋さんに処分して頂きました。
日本最大級の仏壇ポータルサイト「いい仏壇」 【葬儀コンシェル】全国、遠方へのご遺体搬送・遠隔地での葬儀手配も24時間対応手続きが必要なものや書類関連
ー 手続きが必要なもの ー
- 死亡届
- 火葬許可申請書(葬儀屋さんが代行してくれる)
- 健康保険(国民健康保険)資格喪失届
- 世帯主変更届
- 年金受給者死亡届
- 公共料金(電気、ガス、水道)
- NHK
- 携帯電話、固定電話
- インターネット料金
- 各種会員証
- 各銀行口座
- クレジットカード
- 賃貸住宅
- 自動車の処分
- 自動車任意保険
- 生命保険
まぁ…色々大変です(笑)
ー 手続きに必要な書類 ー
- 死亡診断書
- 戸籍謄本
- 戸籍妙本
- 除籍謄本
- 年金手帳/年金証書
- 身分証明書
- 住民票
- 銀行通帳/カード
ー 特に困ったもの ー
それは、
「改製原戸籍」
「かいせいはらこせき」「かいせいげんこせき」と
読みます。
【改製原戸籍とは】
この書類は法改正により戸籍の改製がされた時までの
改製される前の古い書類の事です。
この書類がすごく手間でした。
銀行等の手続を進めるにあたって故人の戸籍謄本や、
改製原戸籍が必要になります。
しかも、故人の出生からの分が必要です。
出生から必要なので私の母の場合は、
出生地の「A県」、
結婚後に父の戸籍に移した土地の「B県」。
この二か所の改製原戸籍が必要でした。
改製原戸籍は各市役所のホームページなどで
戸籍謄本交付申請書(郵送請求用)がダウンロード出来ると思います。
その交付申請書と合わせて郵送する際に必要なのが、
・申請者の本人確認書類(免許書コピー等)
・返信用封筒
・定額小為替(郵便小為替)
郵便小為替は公文書発行時にかかる手数料を
支払うために同封するのですが、
公文書一枚ずつに費用が発生します。
なので全部で何枚になるか分からない
戸籍等の書類なので、
定額小為替は多めに入れておきましょう。
【本人の想い、意思を聞く】
私が一番大切だと感じた事は、
やはり「本人の意思を尊重する事」だと思いました。
私の場合は母がポロっと言ってた一つだけです。
「今のお寺さんは嫌」ということだけでしたので、
お通夜、お葬式はお坊さんを呼ばなかった事だけです。
もっと聞いてあげればよかった。
正直、そう思います。
【終活、話しておきたい事】
話をする時に、
こんな事は聞いておいた方がいいかなと
思うことを何点か書きますね。
ぜひご本人の考え方を聞いてあげてください。
- 臓器移植等への考え方は?
- 延命治療への考え方は?
- お葬式には誰に来てほしいか?
- 親族の構成確認
- お墓はどうしてほしいか?
などなど。
普段からたくさん話をするご家族は良いですが、
離れて暮らすご両親など、
普段、顔を合わす機会が少なければ
なかなかこういう話は話題に出ないかと
思いますので、
少しでも気になった時に、
ちょっとずつでも話して頂ければ
ずっとご家族を大切にしていきたいという
想いで話し合いをして下さればいいかと
思います。
【最後に】
人生、後悔しないことは無いのかもしれません。
私は母の事で二つ後悔していることがあります。
一つ目は最後の入院中、
面会に行った時に母は昼寝をしていました。
また2,3日したら面会に来るかと母をおこさず病院を出ました。
出てしばらくして母からLINEで「ごめん寝てた。」と入ってきたので、
「また2,3日したら行くわ~!」と返信しました。
その2日後の朝、
母の意識が無くなりました。
病院から連絡があり駆けつけましたが話すことは出来ませんでした。
二つ目は、
母の意識は戻らない中、毎日仕事終わりに病院に顔を出していました。
状態が安定していた日が続いていた時、
意識が無く寝ている母に、
「明日の夜は会議やから来れんけど、ごめんな。」と話しかけて帰りました。
その次の日の朝、
病院から容態が急変した連絡があり、
急いで病院へかけつけましたが、
母は亡くなっていました。
どちらも、
「もし、最悪の事をもっと意識出来ていれば…。」
私の判断が悪かっただけで皆さんはそんなことないかもしれない。
皆さんには後悔してほしくない。
逢いたいと想った人には是非、
逢いに行ってくださいね☆
離れた家族とコミュニケーションをとるなら、
こちらの方法もおすすめです☟
皆様のご健康を心よりお祈りしています。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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